まだアンテナ上げてないものの、ところで、磁気ループアンテナ(MLA)の設計ってどうやるんだろう?と考えてみる。
当然アンテナ設計ソフトにおんぶにだっこなので、検索してみると、
MMANA-GAL
MPCQ
の2つがあるみたいだ。
確かに、普通のダイポールとか計算してみると両方ともうまくいく。
しかし、MLAだとループの先のほうにバリコンが入るわけだが、MPCQでは集中定数は入らなくて有料版のMMPC必須みたいだし、MMANA-GALのほうはよくわからない。MMANA-GALproのほうの、GAL-ANAが必要で、それのHF componentsのところから指定するみたいな気もする。
------------ -------------- -------------
なので、とりあえずはサイトを調べてみる。
マグネチック・ループ・アンテナ開発レポート
Magnetic Loop ANT(MLA)考察
-----超絶ためになる、JH1GVYさまのサイト。あとでじっくり読む必要があるな。
MLA(Magnetic Loop Antenna) experiments (1)
磁界ループアンテナ(MLA)チューナー製作
-----実際に物を作る際に非常に参考になりそうなサイト様。
funk Technik BEESE
-----MFJ以外で、ドイツでメーカー製として販売している会社。
SKYRIDER™ ST-940B Mobile HF NVIS Magnetic Loop Antenna
-----車載用のMLA完成品。
Small Transmitting Loop Antennas
-----AA5TBさんによる、やはり超絶ためになりそうなサイト。

JH1GVYさんのサイトによると、
「MLA放射効率の三要素」
1、ループの直径Dを大きくする事が大変効果的です
2、次にエレメント断面の外周長さC(つまりは太さ)、を大きくすると効果的です
3、導電率σは平方根でしか効きません。

だそうだ。

ところで、現在隣の家のペンキ工事が終わったら上げようとしているMFJの磁気ループMFJ-1788を、上から見るとこういう感じになる予定だ。
MFJ-1788予定図
右の赤丸がIC-7000Mで、同軸が壁を3箇所貫通して、左のベランダの大きい赤い丸のMFJ-1788につなげるという。
(しかし今日も、隣のペンキ屋さんは全く工事せずだ。いつまでかかるのやら?だから、こんな妄想だけは進むんだけど~(^o^)/)

しかし、何事にもリスクはつきもの。MFJ-1788をこのように屋外に上げたとしても、次のような事態が容易に想定される。
1. 屋外でもやっぱりほとんど聞こえず、実用にならず。
2. 送信出力を抑えても電波障害が出て、結果的に撤去の可能性が。
3. 送信もしてないのに冤罪?をかぶって、結果的に撤去の可能性も?

なのでまたまた思考実験。
上記のMLA放射効率の三要素の「ループの直径Dを大きくする事が大変効果的」を信じるならば、もしこのようにしたら、
大型室内磁気ループ?
---左の大きい赤丸は、ベランダに隣接した部屋の天井に張り巡らした、室内大型磁気ループアンテナだ。幸い、こういう屋内工事をやる分にはこちらの環境では比較的支障はなさそうな感じ。

ちなみに、MFJ-1788の直径は0.9m. 下の絵の、部屋の寸法の実測値は左右の短辺が3.5m、上下の長辺が5m強。なので、おおざっぱに直径3.5mのループが構成できるとする。
それで、AA5TBさんのシミュレーション用Excelファイルで計算してみると、直径0.9mの場合の7MHzにおける放射抵抗は4mΩ。(エレメント直径をMFJ-1788とおなじ3cmにすると効率は16%)。
一方直径3.5mの場合の7MHzにおける放射抵抗は875mΩ。エレメント直径を試しに2.54mmにすると効率は48%だ。

なので、本当に大雑把にみて2.54mm径のパイプを屋内に張り巡らせられれば、アンテナ自体の効率はMFJ-1788の3倍。
問題は、「室内」アンテナになることによる効率低下の割合だ。もし屋外vs室内の性能比率が33%以上であれば、この妄想室内天井磁気ループは検討する価値があるということになるのだが・・・果たして?