とまあ、MFJの安いアンテナチューナを既にいろいろ買ってから考えるのもアフォなのだが。www 買う前に考えろって。(^o^)/

というか、例えば任意のインピーダンスを持つワイヤーに強引に整合回路をつけてインピーダンスを合わせまくるためのアンテナチューナーという考え方がある。つまり、屋外型でかつワイヤーアンテナ用という名目で発売されているような物だ。

次に、屋内のリグのそばに置いて調整するようなアンテナチューナーもある。あと、動作原理的には最近の高級リグのようにリグに内蔵されてるのも同じ範疇だろう。

さらにそれとは違うけれど、本当の意味でアンテナの調整という作業もある。

ところで、アンテナチューナの原理などを調べると、やはりWeb上ではあまり資料は無い。本をいろいろ物色中なので本来それを全部読んでからなわけだが。
そんな中で、わかりやすくてかつ本質をついた資料がこちら

さすがはJAIAの資料。ただ売るための美点ばかりを並べた宣伝資料になっていないところがすばらしい。

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要するに、屋内型のアンテナチューナって、リグとチューナ間の整合は完璧に取れるけれど、チューナーとアンテナ間の整合なんか知ったことじゃない!っていう機械だよね。

さらに、同軸ケーブルからの輻射という観点では、チューナーを使用したことによるデメリットの方が大きくなるわけだ。

ということは、リグの保護以外の目的で、屋内型アンテナチューナのメリットってあるの?リグ筐体からの輻射は減らせるかも?その代わり同軸からの輻射は増えるわけだよね。

ということは、インターフェア防止という観点だけに絞って考えると、リグからの輻射と同軸からの輻射の切換機?みたいな??
それに、大体基本波輻射が原因だったら、理想的なマッチングを取ったアンテナからの輻射でもアウトなわけだし。。。

そうするとやはり・・・SWRが見かけ上1に見えるという「精神衛生のためのお守り」というのが実は本質なのか???
まあでも、精神衛生というのは大事だから決して否定はしないわけだけれども。-----しかし、こんな考察をしてしまった人間にとっては精神衛生にならないわけで~ 「考えたら負けの世界」だったのか・・・

なかなか奥が深いな、屋内型アンテナチューナーwww
技術論だけでは説明できないその動作とメリット。。。とか。 



(追記)
そうそう、さらに考えるに、この2つの絵のような状況を想定すると、
屋内なのに屋外用屋外なのに屋内用
屋内で運用する場合、同軸からインターフェア的に輻射して欲しくない上どうしてもリグとアンテナ間の距離が長くなってしまうから使うのは屋外用アンテナチューナで、
屋外で運用する場合、インターフェアの心配は無い上アンテナチューナとアンテナ間の距離は短くできるから使うのは屋内用アンテナチューナがいいのでは?という。