いきなりですけど、空気中の誘電率は真空中とほぼ同じ εo とみなしてよいわけだが、誘電体中では波長は短縮する。

ところで、石膏ボード(硫酸カルシウム(CaSO4))の電気物性を考えるに、ここによると、比誘電率 εr = 2.8 みたいな。
あと、ここらへんによれば多孔質部材の誘電正接が問題になるのはマイクロ波帯で、多分HF~VHFあたりでは tan δ = 0 と考えても大丈夫なような。

さらにここらへんによれば、誘電体媒質に囲まれている場合、波長は真空中の 1 / √εr 倍で、誘電体の表面ならば空気中と誘電体中の中間みたいな。

以上から考えると、次のようになる。

実効波長


つまり、
  石膏ボードの天井に這わせた電線を流れる高周波電流の波長は
               0.799倍になる
ということだ。





これ・・・もうわかりますね~

室内アンテナというと、悲惨の極みなわけだけど、良い点もあるじゃんっていう。まさに!
等価長さ4.38m

物理的には3.5mのこの部屋の短辺が、アンテナを流れる高周波電流から見ると 4.38m に見えるという。


これはすごいよ

   4エレ・5エレ八木への期待が高まる・・・・

     またまた妄想で今夜も眠れないよ。wwww (^o^)/