今日は外部条件は絶好調。なので、アンテナ工事をしてみたんだけど、結果的にあのマッカーサーのように??、勇気ある?撤退をすることとなった。

とにかくベランダは狭い。洗濯物が無くても、作業をするには狭すぎる。磁気ループの直径方向をベランダ内に置くことは元から不可能だ。

ベランダあまりに狭いので、ここの赤い矢印のところのボルトの端に頭をぶつけて、血を流しながら作業したよ。
この写真は、VX1000とMFJ-1788をマスト2本に取り付けて、亜鉛塗料も塗布して、いよいよ垂直引き上げにかかろうかというところ。
しかし、ここからが大変であった。

箇条書きすると、

・アンテナとマストの総重量が体感的に想像以上に重すぎて、作業に支障がある上、その後の保守や台風による倒壊等の懸念がある。
・物干し台のベランダ取り付け部の固定は頑丈なものの、この取り付け部と、アンテナマスト固定に使用するアルミパイプ間の固定が頼りなすぎて強度に不安が残る。
・工事で最難関の、磁気ループアンテナのループが屋根を越えた後でそれを垂直に上げるまでの重量がかなり厳しいのと、マストが斜めになることによりその先端が隣の家に接触しそうで危険すぎる。
・そういう状況なので、万一倒壊した場合には、隣の家の建物への直撃の危険性がかなり高そう。

という状況であった。

重量だけの問題ならば、磁気ループはあきらめて、VX1000だけ上げるという選択肢もあるかもしれないが、144のラグチューをメインにやりたい人ならともかく、こちらは全く逆だし、第一それをやったとしても、アンテナを屋外=「周囲の目」にさらすことによる冤罪リスクは同等と考えられるため、その線の選択はありえない。

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なので、ベランダからは全ての部材を撤去して、家族が戻ってくるまでに原状復帰しておかないと「恐怖」なので、まずはそれを全力で行う。
しかし問題は降ろした後のアンテナだ。全く最初に戻してしまえば元の木阿弥。しかも自己融着テープとビニールテープで完璧に防水処理までしたのに。さらに磁気ループは上げる前から置き場所に困っていた。

ということから、一気に「部屋の中、大掃除かたずけモード」に変更。

実は、いろいろあって、何年も古いガラクタを置いて放置になっていた出窓があるのよ。この機会にその出窓のガラクタを全部掃除する。そして、その出窓にアンテナを2つとも置いてしまおうという作戦。
勿論ただ仕舞っておくのではなくて、同軸ケーブルつきで室内アンテナモードとしてだ。

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室内1

室内2
というわけで、
結局「室内アンテナ」だよ。

上&左の写真が全てを物語っているだろう。もう悲惨な状態の説明文など書かない。

電波が飛ぼうが飛ばなかろうが、そんなこと言ってられる状況ではない。

<全ての努力が外部環境によって報われずに終わる>=人生の定義
というのは、超慣れっこ。こっちに散々書いているとおりだけど~。

しかしこう・・・・
単に「狭い」というだけで、こんなにも不幸になれるんだね。w 血まで流してるし (^o^)/ という。まあ、首都圏の地獄の通勤ラッシュも体験したからよ~くわかるけどね。「狭い」世界の地獄の意味は。


まあ逆に言えば、そういう狭い地獄の人生経験も無く、ただ偶然に理想的環境にある人間が、カネにモノを言わせてすごい設備をただ購入してそれで無線でパイルアップとかで優位に立ったって、そんなのは何の価値も無い。(勿論、仕事としてやるなら別よ。「趣味」としてやるという意味で。)・・・価値は無くても、カネが余ってるならその使い道を提供するという程度の価値はあるかもね~。wwww

あくまでも、自己鍛錬という意味からすれば、今回の撤退も想定の範囲内なわけだし、妄想がますます膨らむというプラス?の側面もあるという~w。