JE1QMS

アマチュア無線局 JE1QMS です。1972年3月30日、50MHz A3 1W, TR-1200で開局。
14MHz JT65 で22年ぶりに復活後、CW練習や移動運用、自作ダイポール室内アンテナ、ウクレレQRL/ピアノQSY、マンションからJT65/FT8・・・を経て、栃木県で再開準備中。(^◇^)

2013年04月

CQ SSTV USBを windows 8 対応に改造して、JT-65復活!5

前回の続き。
バッファローのBSUSRC06シリーズが来たので実験してみた。というか、ドライバCDついてるけどwin7/8では不要で、いきなりUSBに挿すと
OSが自動認識してあっけなく正常動作するという。
すばらしいな!マイクロソフト。やはり世の中進歩してますね。

というわけで、ブツの動作確認はあっけなく済んだので、いよいろバラしの続きにかかる。
要するに、こういうことですよ。
説明図
この汚い絵は、ブロック図。で、デフォルトの製品はデフォルトと書いた点線が筐体の境界になっているところ、今回の改造では今回と書いた実線のように構成の一部を汚く外部に出そうということ。(正確には、デフォルトでは電源のためだけにUSBコネクタ一つ占有してるので、ハブは3ポートになっている。)
この構成のデメリットは、言うまでもなく汚い
せっかくきれいな筐体に開けられたUSBレセプタクル用の穴に、無造作に汚く電線を2組通すという。
そしてメリットは、なんといっても今後の歴史の変化にも対応が容易!たとえwindows9/10/11/12・・・な~んていう時代になっても、その未来の時点でまた、USB-RS232C変換コードを買ってくれば、無改造で簡単につなぎかえるだけで即動作OK。というわけですね。
さらに、このCQ SSTV USBはもともとかなりの高密度実装になってるので信頼性的に・・・な感じがあるけど、それが少し緩和されるかも??・・・みたいな。でも、実はちょっとまずい点があるんですよ。後で書きますが。

で、やってみたのがこれ。
全景1
ただ、この写真1枚ですべてがわかるわけですけど~ ( ^^)

で、使うケーブルまで全部写したのがこれ。
全景2
この中央の赤い矢印のところのUSBコネクタをつないで、筐体の中に押し込めるという。

そして、汚い作業公開。www
まずは、USB延長ケーブルを無残にぶった切って、切ったのをいいことに筐体の穴に通し、切った切り口を再度配線するとともにいつもの空中配線で、3つ又分岐して、強引に電源をここから取るという。
配線拡大2
というわけで、2013年、Windows 8 の時代になっても、やってることは真空管の時代の空中配線という。
もうお得意の十八番そのものですな~www

お次は、RS-232Cの4本の線の空中配線。これは単純にメスのコネクタに配線するだけ。端子番号わかんないので汚い字でボールペンでメモ用紙に書いて、それを見ながらやったという生々しい跡まで公開してるみたいな~w
配線拡大1


で、筐体に組んだのがこれ。
一見きれいに収まってるけど、実は、蓋を閉めると受信信号レベルがマイナス無限大dBになってしまうという症状が出たんですよ。
自作機ではもっともありがちな症状ですな。www (^^)/
よく見てみると、この写真の左上方の赤い矢印の奥に、USBサウンドのオーディオケーブル側が埋まってるのですが、そこが押されると微妙に接触不良が発生するのが原因みたい。
組んだところ
ここの、USB延長ケーブルのメスコネクタ~USB~USBサウンド~3.5mmピンプラグまでの経路って、直線になってるわけで、結構な長さになってしまう。実は、筐体の対角線の長さギリギリだったので、ピッタリ押し込むような形になったんですよ。なので、入れ方によっては無理な力がかかり接触不良になったという。
なので、ちょっと仕舞い方を変えて収納してなんとか動作するようにしたのですが・・・

まあ、こういう狭いところに物を入れると必ず誤動作の原因になりますね。前にCQ SSTV USBではこういうこともあったし。

言うまでもなく、狭いのは、あらゆる不幸の元凶であるとともに、コネクタに無理な力がかかった状態で使用すると、いつか必ず接触不良が起こるという、名言集wwwに書いてもいいくらいな事実がありますね~。

というわけで、本来ならば、例えば3.5mmピンプラグを市販品ではなくて長さが短い状態に改造?またはそれ用の部品を買ってきて収納する?みたいな対策をやるのが本来の姿なのだろうけど、今回はまあいいか・・・でとりあえずはこの状態で様子を見ることにした。w   まあ~ こういうところがアマチュアなわけですけども。

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そして、この原因究明が終わったので、組んでみるとどうやら正常動作確認!

これが完成した、新シャックですよ。タオルで包んでるのがエレキーですよ。CWやるときはこれを出して使う予定ですが、まだやってないという。w 練習はこの新シャックでも開始したんですけどね。
新シャック完成


そして、前からある14MHzインドア・ベント・ダイポールでCQを出してみたら、なんと呼んでくださいました!
JG1の関東の局長さんありがとうございます!
この画面拡大するともしかしたらJT-65HFの画面でコールサインわかるかもしれませんが、とりあえずはここでは匿名でお礼まで。

Windows 8 で JT65-HF 復活を試してみる

いろいろ忙しくて無線関係は長い中断・・・だったけれど、まずは、部屋の抜本的模様替えをやってたんですよ。詳しくは恥ずかしいので省略wwwしますが。

それで、無線関係はこのようにまとめました。

無線環境一新
IC-7000Mのセパレート・パネルは止めて、普通に机の上に置く体制。
そして、メインPCでJT65やらCWの練習ソフトをやる体制も止めて、
無線関係は全部サブのノートPCに移行するというスタンスに変更
そしてノートPCも、Win8(64bit)に一新!

で、つないでみると、JT65の受信はできるみたい。このように。
Win8導入

しかし、送信というか、PTTテストをやっても無反応。
CQ SSTV USBについていたドライバCDからドライバをインストールしても今一。
なので、そのデバイス名から想像して、ProlificのPL-2303だろうと仮定していろいろ検索してドライバをダウンロードして入れてみたら・・・
ドライバが厳しい
Windows 8 is NOT supported......の文字が燦然と輝いていますな。w 

ProlificのPL-2303については検索するとこういうサイト様とかいろいろ出る。で、ここも見れるんだけど、肝心のドライバのリンクはもう死んでいる模様。   なので、検索してなんとかなる・・・という方向性は諦めることにした。

こういう場合、どうせ使われているのは古いバージョンのチップで、ディスコンでサポートも終了というパターンが最も有りがちかつ慣れているパターンだな。人生的に。w 

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となると、残された道はただひとつ。 
        バラすか~。 
というわけで、ここでメンドクサイとか大変そう・・・とか考えてるようじゃ、自作派としては失格ですな。なので、本当は面倒・・・とか思ったけど真面目にばらしてみる。

CQ SSTV USB を、分解してみる。
CQ SSTV USBについては、作者様のサイトをみるともうサポートはとっくの昔に終了なさっているので、あえて問い合わせとか一切せずに、もう独力で改造?を試みることにする。
CQ SSTV USBばらし1
このように、左側にあるテープでぐるぐる巻きになっていた怪しい部材がいかにも怪しいのでそのテープを剥がしてみる。

CQ SSTV USBばらし2
さらに、基板下部にあるブツを出してみる。

で、全部仕掛けをバラしてみると・・・
CQ SSTV USBばらし3
USBハブで3分岐したあとで、そのうちの1つ目で電源、2つ目で音声送受信、3つ目でPTT制御みたいですな~。となるとやはりさっきの怪しい部材がターゲットみたい。

CQ SSTV USBばらし4
ちなみに見えているチップをアップしてみたけど、どうせこれはハブ用のMPXチップだろうから今回のテーマには関係ないのでスルーすることにする。

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このように、テープに巻かれた怪しい部材は要するにメーカー製のUSB-シリアル変換ケーブルだったんだろう多分。だから、型番わかんないようにこのように削ってあり、回路図とかの資料を見ても一切このあたりはウヤムヤにされているわけだ。まあ、売り物だとそのようにせざるを得ない・・・という事情はわからないでもないけれど・・・まあいいや。

ということは、一番安易に考えると、最新のメーカー製のUSB-シリアル変換ケーブルを買ってきて置き換えればそれで終わりじゃん。ということになる。
チップのメーカー調べて秋月・マルツあたりでチップかキットを買って・・・とか自分で半田ごて持っていろいろ作業するまでもない感じ。

なので、アマゾンとかで検索したりいろいろ他のサイトを見てみると、
win7 32bit までは動くけどそれ以降はダメとか、win7 64bitで動くけどwin8ではダメとかな製品がゴロゴロしている。
だから、win8で動作保障がある製品以外は不可ということになるな。

その結果、バッファローのBSUSRC06シリーズしかwin8完全サポートの製品は今のところ見当たらなかった。アマゾンで見てみると、2,036円か~。なので、ポチってみましたよ。
高い気もするけど、時間と労力のムダや機会喪失リスクを考えればある意味安いというふうに考えてみましたよ。

続きはブツが来てからのお楽しみということで。 

哀愁のTR-1200

リズムがCWで、ホワイト・ノイズが「MIK」ベースが「U」、歌メロが「CQ」、シンセソロが「VVV DE JA1IGY」ですよ。w
ウクレレ/ピアノで
    QRL/QSY

ピアノはこちらです。
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