なにをやってもことごとく「失望」の2文字だけが顕在化するここの場所なのだが、14MHz帯のJT65だけは脈がありそうな感触を得た。

しかし、こちらのMFJ-1788磁気ループアンテナでは、14MHzはSWRが悪い。もちろんこれはアンテナのせいじゃなくて完全にこちらのロケーションのせい。障害物ありまくりだからな~。

というわけで、全くここの状況や各バンドの様子がわからないとある程度いろいろなバンドを覗いてみるしかないわけだが、もう既にいろいろ見て、ことごとくほとんど全てのバンドが絶望的な状況な事だけはわかった。そんななかで、唯一の脈が14MHzのJT65。

ならば、それ専用のアンテナがあれば、少なくても今よりはマシになるのでは?・・・と妄想してみる。
しかしそこは悪環境。別のアンテナをまともに上げるなんて無理だ。ならば・・・このまえ計算だけやった50MHz室内八木アンテナ
それをやるよりは、現実に希望が少しでもある14MHzをやったほうがいいんじゃないのか?ということで、同じ室内アンテナ用のスペースに、
14MHzのアンテナを張る事を考えてみる。

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14MHz帯のアンテナというと、前に調べたマイクロバート・アンテナとか、ダブルバズーカ・アンテナ1, 2)があるけれど、どうせ条件の悪い場所でしかも室内アンテナだ。高級なアンテナを上げたってどうせダメに決まっている。

ならば、一番単純なダイポール、しかも一番無理がないフルサイズはどうだ?と考えてみる。

当然ながら室内の狭いスペースに20mバンドのフルサイズダイポールなど無理に決まっているので、ローディングコイル・・・な~んて面倒なことはやめて、フォールデッド?ダイポールにしてみる。とはいうものの、これじゃないんですよ。

本当に、ただ場所が無いので折り曲げただけ。こういうふうに。

図面

どうやら、ベントダイポールと言うのか?しかも一回の折り曲げだけではまだ長さが足りないので、この図のように2回折り曲げて、2回目の折り曲げ先の長さを調整して周波数合わせをすることを考える。

とりあえずMMANA-GALで最適化シミュレーションをやってみると、まずは自由空間ではこんな感じ。

自由空間

本来のダイポールのR成分73Ωが、悲惨に折り曲げられたせいで35オーム位まで落ちている。あと、当然ながら、指向性などは、いじめられたせいでかなり無くなってしまっている。

そして次は、まさにここのロケーションそのままである、
「地上高 5 m 」の場合を計算してみる。こんな感じ。

地上高5m

当然ながら地面の影響で打ち上げ角が上がりまくっているし、完全に無指向性アンテナになっている!けど、逆に地面の影響でR成分が43Ωまで上がって、見かけ上のSWRはよくなっているという。

ある意味、悪環境のおかげでマッチング回路不要になったりして。
さらにここで書いたように、どうせ悪環境の室内アンテナ。なので平衡不平衡とか問題になるレベルじゃないだろう。だからバランも無視!。
そうすれば、5D2Vにエレメント直付けで完成だ!。
あと、どうせ長さ自体は周囲の影響でズレまくるに決まってるから、そんなのは手動のアンテナチューナーで調整する。幸か不幸か同軸ケーブルの長さは短い。だって「室内」アンテナなんだもん。 (´▽`)
だから、もともとアンテナチューナーとアンテナ給電点間の距離が問題になるレベルじゃない。(だから尚更平衡不平衡も無視なのだが)なにしろ、たとえ最高にマッチングを取って給電線からの輻射がゼロになったところで、アンテナ自体が室内にあるんだから、どっちから出ようとほとんど変わんないじゃん。(^o^)/
っていう、すごく低次元(ていうか、感涙?)なレベルの話。

まあでも、何もないよりはずっとマシだ!さらに言うまでもないことだが、どんなアンテナだろうと RFパワーはできるだけ低く抑えるのがここの環境では最重要なわけで。

あ!さらに利点が。。。。
室内アンテナにした方が、アンテナをベランダに出すよりもアンテナと隣家との距離が稼げてインターフェア上有利だ。

なんか、すごいレベル?(低次元とも言う)の話をしているな~という。 まあいいや。

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どうやら、具現化に一歩近づいた感触がするね。