前に書いたように、MFJ-1788を室内からベランダに出すと、特に
14MHz帯が一番悪くなる。また、全バンドとも、コントローラからみたアンテナのディップの挙動は明らかに悪くなる。なのでそれはアンテナの極近傍にある物干し竿等の障害物の影響と考えられるので、MMANA-
GALでそれを確認することにした。

ここでやったMFJ-1788相当の磁気ループアンテナのシミュレーションでは、14MHzではもう芸術的なまでにすばらしい特性を示した。
一方ここで、50MHzの4エレ八木の傍に物干し竿がある場合の計算をした。なので今回は、この磁気ループのデータに物干し竿をつけてみようという趣旨。

まず、次の3枚は、障害物がない場合の計算結果を再掲する。
このとおりのすばらしいデータだ。

MFJ1788_14_1a
MFJ1788_14_2
MFJ1788_14_3



次に、実際の物干し竿の位置に障害物を置いてみた。

MFJ1788_monohoshi_14_1

マストも入れてみるとこんな感じ。

MFJ1788_monohoshi_14_1a

このように、かなり電磁界を拡大してみないと(つまり、磁気ループアンテナ本体の電磁界は大きすぎて画面から、はみ出ている。)、物干し竿やマストに乗っている電界はわからないくらいの量だ。

それは計算結果にも現れている。次の2枚は、物干し竿付きでシミュレーションした結果だ。

MFJ1788_monohoshi_14_2

MFJ1788_monohoshi_14_3

もう、全く影響がないと言ってよいだろう。

ということは・・・
外部要因による妨害まで考えることは、シミュレーションソフトの能力の範囲外にあるということだ。
だって、「事実」がそれを示しているから。

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やはり、アンテナ関係は、実際に作ってみないとわからなことが山ほどあるみたいだな。それだけ奥が深い世界なんだろう。
なんというか、デジタル回路やましてやソフトウェアみたいな世界とは対極に位置する分野みたいな・・・・・