CQ誌2011.4月号に影響された記事<第4回>

というわけで、なぜかVCHアンテナを自作する方向に話が進んできた。
このブログを全部読んでいる人はわかるだろうけれど、こちらとしては、アンテナ自作まではやる気はなく、とにかく「何とかして実運用までこぎつける」というのを目的にやってきた。

しかし、前回までのVCHアンテナの流れや、常置場所でのJT65用の
14MHzベント・ダイポール・アンテナ(さらにフロート・バランも自作する。)の流れで考えると、もう、アンテナ自作へと一直線に走っているのは明白。

もう30年以上も前に、2SK19で、ゲート・ディップメーターを作ったことがあったけれど、当然全て廃棄済み。それ以来、高周波やアンテナ測定ができる測定器環境はゼロだ。(IC-7000Mの後に買ったSWRメーターを除くと。)

現代ではもう普通のディップメーターなんて売ってないのね。寂しいことよ。昔は、普通にTRIOのがあったし、高級品ではDELICA、三田無線研究所のカッコイイのがあったよね~。
と、わかるひとにはわかる話になってきたりして。www

2011年現在、一番買う価値がある測定器といえば、この分野では
MFJ-259Bみたいな?とりあえず、自分用リンク先覚書。

MFJ-259B
MFJ-259B HF/VHF SWRアナライザー(アンテナアナライザー)
測定機 MFJ-259B
MFJ-259B SWR アナライザー その1
MFJ-259B アンテナ アナライザー その2
MFJ-259B アンテナ アナライザー その3
MFJ-259B アンテナ アナライザー その4
MFJ-259B アンテナ アナライザー その5
MFJ-259B アンテナ アナライザー その6
MFJ-259B アンテナ アナライザー その7

ふー 書くだけで疲れた。それ程までに詳しくてすばらしい記事だな。
まあ、バラン自作さえしてしまえば、その先の平衡アンテナだって障害なく測れるわけで、ますます応用範囲が広がる。

あ、VCHって、Off Center FeedのideaとTop Loadingの短縮Verical ANTのideaをうまくひとつに融合したものというわけで、グランド・ラジアルが複数本出てて一見GPみたいだけど、ちゃんとフロート・バラン入れてるわけね。
しかも、フロート・バランだからそういう平衡みたいな不平衡みたいな??っていう場合でもノーブロブレム!っていうわけか~。
いろいろ奥が深いな~、やっと少~しだけわかってきたみたいな。
(^∀^)

逆に言えば、理想的不平衡アンテナ以外ならば全部フロート・バランを入れておけば救われる!っていうみたいな?
おお、フロートバラン、偉大すぎる!
なんか、フロートバラン・ヲタクになりまくって量産したい気分になってきた・・・とか・・・

さらに、今まで散々やった、MMANA-GALでのアンテナ・シミュレーション。結局これだって、RとjXの値がわかってなんぼの世界だ。
だから、MFJ-259Bみたいにそれが測定できる機械があってはじめて、理論と実験の整合が取れるんだ。
なので、ますます「必須の測定器」という感触が大。



(追記)
リグエキスパート ジャパンの、AA-230 PRO
これはすごい!!なんかこうまさに現代の最先端だね!アンテナを業務で量産する場合なら絶大な威力みたいな。
でもアマチュアで1つ作る分には値段も絶大!なのでもったいない感じがするから、予算的にやはりMFJがいいかな~。