ここで14MHzベント・ダイポール室内アンテナを考えたけど、そういえば前にも少し書いた、MDRFアンテナがある。そう、同調フィーダ給電型マルチバンドダイポール。でもそれを今回はモノバンドで考えようというわけだけれど。


MDRF1

ここの環境で実現できるエレメント構造は、この図がほぼ限度。
つまり、エレメント本体は横に5mにして、縦方向の両端の長さの調節で整合を取る。一方同調フィーダについては、平行フィーダを引き込む長さすら満足に取れない(っていうか室内だし。w)ので、この図のように折り曲げて総計3mという設定。あと、平行フィーダの導線の間隔は4cm。このあたりは適当な数値を入れてみただけで根拠はなし。
シミュレーション結果はこの通り。

MDRF2

どうだろう?
R成分が低すぎて、長さを調整してもSWRは下げられない感じ。
あ、言うまでもないけれど、前回も今回も、自由空間ではなく地上高
5mでシミュレーションしている。14MHzあたりの周波数では、ビームパターンはこの高さではどうあがいても無指向性になる。まあその方がぐじぐじ悩む必要がなくていいけれど。どうせ「室内アンテナ」だし。

------

う~ん・・・
あくまでも素人考えだけど、平行フィーダみたいな給電線を使うと、そのフィーダのインピーダンスが何Ωであろうともこういうふうにエレメントと同じ扱いで放射器に使った場合、ちょうどその区間に自由空間の抵抗値の抵抗を並列接続?したみたいな等価回路になってしまって、そのせいで飛躍的にR成分が下がってしまう?みたいな?

実際作った方々が良い結果を得ているアンテナだから、この計算の方が何か間違っているのだろうが、少なくても現時点ではいろいろ理解に苦しむ。

やはり前回の、曲がりまくってるベント・ダイポールながらも、一応「エレメント長さだけはフルサイズ」というほうがいいような感触。