CQ誌、2011.5月号を読む。アパマン・アンテナ特集だ。
ここのところCQ誌の記事は好感が持てる物が多い。今回のアパマンアンテナもそう。一昔前のCQ誌の記事やCQ出版のアパマンアンテナの本とかを見ると、「こうやって実現した」という記載だけはあるものの、そこに隠れている負の側面が書いてない綺麗ごとみたいな記事も多かった。でも今月号のは違うという感想。

運用時には「ちょっとこれは・・・」という程、一般人から見たら受け入れられなそうな形態のアンテナでも、ちゃんと収納時にはこのように小さくなるとか、当然ながら常設は不可能なのが前提!とかの記載があり、これならば参考になる!という実感があるな。

なので、まだ全部読み終わっていないけど、途中までは各局さんのノウハウを、しっかり参考にさせて頂いた。

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ただ、「磁気ループアンテナは周囲の影響を受けにくい」という記載には賛同しかねる。こちらの実験結果から言っても。

おそらく想像するに、これが磁気ループアンテナだとする。

磁気ループ電磁界
黒はループ本体、赤は磁力線、青はその磁力線に直交するべき電気力線。(だいぶ立体的にはヘタクソな絵だけど・・・

で、要するに、原理からしてループの内面は電気力線も磁力線もとても密になる。だから、たとえ近距離でもループの内面から外側の、緑で書いたA点にある障害物の影響は受けにくい。多分これが、皆さん言っているようなことだろうと思われる。
ところが、こちらの環境の場合、明らかにB点、つまり障害物の物干し竿は電気力線と磁力線の密度が高い場所だ。 

ああ、泣けてくるな・・・ダメな訳だよ。

むしろこの配置ならば、室内アンテナにした方がマシな可能性も?とか考えてみても、これとほぼ同じ条件で室内に設置できる可能性はゼロ。制約条件が厳しすぎて、磁気ループアンテナをどちらの方向に移設することも不可能だ。

だから磁気ループについては現状これ以上はいじれない。

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なので本題の、この前から妄想中の、IC-7000M + AH-4 システムのほうの話。

結論から言うと、前回の図みないな、雨どいにエレメントを沿わせるという方法では、たとえ長さを稼いでローバンドで整合が取れたとしても、全バンドでのパフォーマンスはかなり低くなることは予想できる。さらに、家の側面の10m壁を利用する方式だと苦労が多い上に目立つ。

なので、いっそのこと横に這わせずに垂直方向のみ伸ばすことを考えた。そうなると、できるだけ長い釣り竿を使いたい。どうやら、10mのがあるらしい。ハムランドさんのPG-ANT-100だ。
大丈夫、ちゃんともうポチって来てからブログ書いてるので売り切れになる心配は無いよ。w (^o^)/

ただ、10mも垂直に伸ばしたら、荒天時の心配・常設にした場合に目立ちすぎる件・常設にした場合に釣り竿が徐々にずり落ちてくる可能性・・・・etc.があって、かなり無理そう。

ならば、運用時のみ伸ばして、普段は収納しておくことにすれば?という。まさに、今回のCQ誌の記事でも全く同様の考え方をされている著者の方がいらして、この考えの正当性が図らずも補強されることとなった。つまり、

<収納時>

20110417収納時

<運用時>

20110417運用時

ということだ。こうすれば、全長は13mとなり、AH-4を実際に使っている方々が採用している最低長12mはクリアできる。別に、3.5MHzのパフォーマンスが悪くても、それよりも7/14あたりの性能がいい方が遥かにうれしいからそっちを優先したいというのとも合致するかも?

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さらに言えば、この計画図にあるとおり、14MHzモノバンド室内ダイポールを自作する案というのも続行中だ。
で、その室内アンテナの直近には2段ベッドがあるのよ。だから、そこで人間が寝ているときに送信なんかできるわけがない!!!
つまり、夜間は室内DPは使用不能

一方、AH-4用のこの釣り竿10mアンテナは目立つ。だから、特に休日の昼間とか、近所のおばさんとかお子様が道端で立ち話wwwをするような時間帯に運用するなんていうのは自殺行為。
つまり、昼間は釣り竿アンテナは使用不能


とまあ、ちゃんと両方アンテナを作ってもそれぞれ限られた時間帯で運用するということまで想定してのことなんですよ~。

と・・・・ちょっと悲しくなってくるけれど~。 


まあいいや、一歩一歩少しずつ進めていくことにしよう。