こういう本があるのでポチった。

移動運用で楽しむアマチュア無線: 無線機と一緒にフィールドへ飛びだそう! (アクティブ・ハムライフ・シリーズ)
移動運用で楽しむアマチュア無線: 無線機と一緒にフィールドへ飛びだそう! (アクティブ・ハムライフ・シリーズ)

このブログでは、当初から移動運用をメインにする気は全然なかったものの、あまりの悪環境(ロケーションを筆頭にそれ以外でもいろんな意味で・・・)のために消去法としてそれしかない・・・ということになったわけだが。

そういう立場からすると、こういうタイミングで出たこの本は必然的に買うことになるわけで。

----------

感想。

● 感涙の「美談」が多くて涙を誘う。www 
なんというか、例えば、家族と一緒に移動運用とか・・・そういう
絶対この世ではありえないようなシチュエーションが平気で書いてあるというところが、こっちから見ると非常にすごい。
あ、これはいい意味でスゴイということだが・・・。
但し、いろんな夢のようなことが書いてある記事でも、最後に編集部注※みたいな、注意書きがあるところがミソ。世の中そんなにうまく行くわけ無いよ!みたいな。

● 詰めが甘い。
例えば、MP-1のアンテナの話とか。こういう事実があるわけなんだが。2011年8月に発売する本としてはお粗末というか、詰めが甘いと言わざるを得ない。上記「美談」ばかり書いてあるというのにも通ずるところがあるが。
→ 強いて言えば、CQ出版の本というのは全てこういう傾向があるのは否めないわけで。www 
でもまあ、所詮は趣味の本なのだから、楽しいことを沢山書かないと成立しないというのは理解できるが。

● 役立つことが書いてない割りに、どうでもいいことが書いてある。
まああまりそういってしまっては可哀想だが・・・(当然逆の感想の人も居るだろうし・・・)、個人的に感じるには、例えば移動運用の本のクセに、バイクとか原付2種運用についての記載が皆無な点。とか、逆になぜか料理の話やら三角巾とかの話まで載っていて、確かに100%関係無いとは言えないのはわかるが・・・なんかそういうのって優先順位的にどうなのよ?という。

----------------------

まあ、本屋でちゃんと立ち読みしてから買わないで、ネットで表紙だけ見てポチって本を買うなんていう行為自体が「詰めが甘い」と言われればそのとおりなので、何も反論できない立場なのだが・・・ 
なので、これくらいで終わることにする。