ここで書いたみたいな、マッチング回路を集中定数でやるっていう、所謂LCマッチング。具体回路はこれだ。

ところで、MMANA-GALをいじってると、未だに良くわからない箇所がある。そう。optionsのところ。具体的には、

1
こういう一番初歩的なダイポールを作る。
2すると当然こんなふうに、同調するけど72Ω位になる。

3ここでoptions and setupのところのResonanceをみると、こんなふうに、多分同調時のアンテナインピーダンスの値が示される。でも既に、
L(ohm), C(pF)っていう時点でなんかおかしいけど。

4次はCoilのタブ。
数値からすると、さっきの同調時のアンテナインピーダンスのところのLが、こんどはuHの単位で上に書いてあって、多分この数値のインダクタンスのコイルを巻くにはどうすればいいか?っていう話みたいな??
ただ、それがどうした?感がありまくり。

5これと、

6これは、LC-matchのタブ。なんかいかにも、左側が給電側インピーダンスで、右側がアンテナインピーダンスで、真ん中にあるLC回路を入れるとマッチングが取れるような気がするけど?なぜか2つ絵があるのが不気味。そうそう、インピーダンスの大小によってLやCの位置が決まるはずだ。

という感じで、見た目はカッコいいものの、疑問点が山積みなので、まともにマニュアルを探してみると、これだ。
なんと、一番肝心なところで記載があいまいな上、図面までリンク切れになってるという。

なんか、MMANA-GALのこの機能って、未完成なんじゃないの??
という疑惑ありまくり。

たまに見る、Webサイトでリンクが付いてるのに未完成なページがあって工事中のgifアニメwwwな~んていうのがあるけど、ああいうのは一番嫌いだ。「そんなページに、はじめからリンク貼るなよ!」と言いたいよね。今回のもそれと同じような感触。

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7まあでも、文句たれても始まらないので実験してみる。
こういう風に回路を組んで、さっきのoptionsにあったLCの値を入れてみたり、またはここにあった式で自分で電卓手計算した数値を入れてみたりする。

その結果、そのどちらを入れてもマッチングとれないじゃん。

というわけで、すばらしいソフトなのでありがたく使わせていただくものの、当然フリーウェアは無保証で自己責任。リスクがあっても全て自己責任!の原則を、改めて実感したりする。いろいろと勉強になるす。

当然ながらそれでもこのソフトのすばらしさは全く揺らがない!わけで、意見を言えるのはこのソフト以上のソフトを作れる能力がある人だけなわけだが・・・・。まあいいや。

とにかく、マッチング回路は奥が深いことだけはよくわかるな。
と同時に、ここでやった集中定数マッチングの計算。なんか全然信頼性が低いみたいな気がとてもしてきた。。。
なにも確かなものはない世の中。シミュレーションなんか所詮は架空の計算。
「だからこそ、アンテナチューナーというものがあるんだよ。」という事実が全てを物語っているみたいな気もしてくるみたいな。